色見本を使った外壁塗装の色選びの方法と注意点

外壁塗装を行う前の色選びは、色見本を見ても色が多すぎてイメージが湧かず悩んでいるかたは多いです。

色選びは、色相で分類して絞り込んで行くことで選びやすくなります。

しかし、好きな色を選ぶだけでは家の雰囲気が崩れてしまいます。

家に合った色を選ぶためにも、色見本を使った外壁塗装の色選びの方法と参考にする際の注意点を見ていきます。


色見本を使った外壁塗装の色選びの方法

色見本を使った外壁塗装の色選びの方法

人が認識できる色は、条件により異なりますが760万色通常の状態で187万5千色が範囲になります。

ですが、187万5千色全てを外壁塗装で選べる訳ではありません。

選べる色数は2,000〜3,000程度になります。

商品として提供するには、色に品番や名称を付けて安定した供給をする必要があるためです。

今回は分かりやすくするためにも、外壁塗装で一般的な「日塗工」と呼ばれている塗料用標準色約600色を基準として説明します。

日塗工の色番号で指定することで、塗装業者に限らず塗料メーカーも知っている色番号のため頼み間違いを防ぐことができます

他の色見本やWebの色見本で代用する場合は、実際に外壁塗装を行う際、塗装業者に色を伝えれば日塗工の色番号に変換してくれます。


色見本を使った色を決める方法

最初に色見本の中から、好きな色や気になる色を数の指定をせずにピックアップします。

その中から、外壁に塗っても次の塗り替えまで後悔しない色かを想像しながら数を減らしていきます。

好きな色が外壁に合うとは限りません。

周囲との調和や劣化を考慮する必要があるためです。

絞り込んだ色を分けていきます。色は色相記号で分類できます。

R赤、YR黄赤、Y黄、GY黄緑、G緑、BG青緑、B青、PB青紫、P紫、RP赤紫の10種類です。

原色に近ければ原色の色相に、曖昧な色は中間の色相に分類します。

絞り込むと、同じ色相記号の中に何色か重なった色相が出てきます。

数が多い色相から優先順位を付けていくと本来使いたい色が分かります。

外壁塗装で色分けを考えている場合は、同じ色相同士であれば見た目の調和が取れます。

アクセントを入れたい場合は、色相の隣の色か二つ隣までの色であれば違和感なく雰囲気を変えることができます。

色相には黒と白は含まれませんが、どの色にも組み合わせができます。

ただし、汚れが目立つため大きい面に使用するのは控えてください。

外壁以外にも塗装する箇所は、軒天や庇、雨樋や雨戸などがあります。

付帯部のおすすめの色

  • 軒天は白色か薄い色
  • 庇は屋根と同じ色
  • 雨樋や雨戸はサッシと同じ色

軒天以外の箇所には、黒や白・茶色を選ぶ場合も多いです。

鼻隠しや破風は屋根と同じ色がおすすめですが、アクセントで濃い目の色を入れることもできます。

色を選ぶ際は、基準となる色を決めた時に家で塗装しない箇所と合うか確認してください


色見本を外壁塗装の参考にする際の注意点

色見本を外壁塗装の参考にする際の注意点

色見本は、実際に外壁塗装した時と色の感じ方が異なることがあるため注意が必要です。


面積効果

色は面積が大きいと「薄く」「明るく」「鮮やか」に感じます。


光源の変化

光源の変化

室内と屋外では、色の感じ方が異なるため実際に屋外で確認します。

色見本の周りは白色になってることが多いですが、無意識に白色と比較して見てしまうため、周りの色を隠して見ることも大切です。


艶の有無

塗料には艶あり、7分艶、半艶、3分艶、艶消しがあります。

艶の選択をする場合は、艶がなくなるほど暗く色がぼやけて見えるため、使用する場合は周囲の艶消しの家を見て確認してください。

経年劣化は色により異なります。赤、青など原色に近い色は早く色褪せてくるため古びた家に見えます。

地域により異なりますが、景観のガイドラインがあります。

景観の保護は京都が有名ですが、近くに重要文化財など歴史的な建物が多いと鮮やかな色が使えない場合があります。

他にも過度なデザインを避けるなどの色の組み合わせを規制している自治体もあります。

景観のガイドラインを確認して周囲と似た色を選択する場合は、近隣とのトラブルに繫がることもあるため全く同じ色は使わないようにします。

外壁塗装の色は、何色も使うとまとまりがない家になります。

多くても4色、基本は3色までに留めておきます。

色選びは、素人判断では難しいため最後は必ず専門の業者に確認してもらいましょう。


まとめ

色見本を使った外壁塗装の色選びの方法と注意点のまとめ
色見本を使った外壁塗装の色選びの方法、参考にする際の注意点について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 好きな色が外壁塗装に合う色とは限らない
  • 色見本は実際の塗料と見え方が異なる
  • 最後の確認を必ず専門業者にしてもらう

外壁塗装を行うと、次の塗り替え時期まで色を変えることが難しくなります。

外壁には落ち着いた色を使い、アクセントで好きな色を使うことをおすすめします。

色選びに行き詰まったら、近所を散歩しながら参考になりそうな家を探してみるとイメージが湧きやすくなります。

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