外壁塗装中は、日中ほとんどの時間職人がいるため出掛けても良いのか分からず困っているかたは少なくありません。
外出をしなくてはいけないが、出掛けるタイミングが分からず勝手に出掛けてしまうと、職人に迷惑を掛けてしまう場合があります。
より良い塗装作業をしてもらうためにも、出掛けるタイミングや注意点を知る必要があります。
外壁塗装中は外出できるのか、出掛けるタイミングはいつなのか、出掛ける際気をつけることはあるのか見ていきます。
外壁塗装中に外出できる?留守にする際に気をつけたいポイント
外壁塗装は、工事がはじまると約2週間は作業が行われます。
しかし、2週間何処にも出掛けたり買い物に行ったりできないと生活に支障をきたします。
塗装職人も、家を留守にされることに慣れており特に問題はありません。
しかし、事前に準備もせずに家を空けてしまうと塗装職人も困ってしまいます。
外壁塗装は、家の外が作業エリアになるため留守にしても現場が止まることはありません。
ただし、立会いが必要な工程もあるため知っておくとより良い塗装や信頼関係につながります。
見積もり前の立会い
見積もり前に、外壁の劣化具合や下地などの状況を確認した上で材料を決めます。
後々写真による確認もできますが、目視することで納得した状態で契約ができます。
荷物の移動の立会い
足場を組む前に、できる限り家の周りの荷物を移動する必要があります。
足場を組んだ後でも移動は可能ですが、足場を組む前の方が良い理由があります。
外の荷物はいつ破損したか分からない物が多いです。
先に写真を撮っておくことで、元の位置も破損状況も把握できるため工事がはじまる前に自分で確認して撮影します。
他にも業者に立会ってもらい移動することで、作業の邪魔にならない場所に移動できるため、荷物の移動には立会いが必要になります。
工事着工後の立会い
工事がはじまると、見積もり前の立会いでは分からなかった箇所の劣化や破損が見つかる場合があります。
水洗い後から下塗りまでの間に、よく発見されます。
追加費用が発生する場合は、追加で見積書を発行してもらい金額を確認した上で工事してもらうと後のトラブル防止につながります。
中塗りの段階で色の確認をして想像していた色と相違がないか確認をしてくれる塗装業者もいます。
塗装完了後の立会い
ほとんどの業者が、塗装完了後に仕上がりの確認をするため立会いを求めてきます。
足場を解体した後では補修ができないため、ここが修正を依頼できる最後のチャンスになります。
気になる点があれば遠慮せずに指摘しましょう。
足場解体後の立会い
足場が解体された後は、立会いの日時は融通が利きます。
ここまでくるといつ出掛けても問題ありません。
何年も経験がある職人の場合、現場の工程や日程は頭の中でできあがっています。
前もって出掛ける日時を伝えておくことで工程の調整をしてもらえます。
ただし、急な対応が求められることも考えられるため、連絡がつきやすい連絡先を伝えておくと留守中であっても職人が困りません。
ここまでは、留守中に職人に迷惑が掛からないように気をつける点を見てきました。
一番重要なのは防犯
しかし一番重要な点は立会いではなく、防犯に気を使うことです。
外壁塗装工事中は、出入りしているのが近隣住民か家の住人なのか職人なのか一目では分かりません。
職人からすると、敷地内にいる人は家の住人で敷地外の人は近隣住民と考えています。
住人や近隣住民からすると、敷地内や家の周りを徘徊している人は職人か工事関係者だと考えてしまいます。
不審者以外にも工事期間中は足場が建っているため、いつもは侵入できない二階のトイレやベランダから侵入できてしまいます。
侵入経路を作るだけでなく、足場はシートで覆われているため外部からの目隠にもなっています。
そのため、家を空ける際は必ず家の全ての鍵を閉めてください。
特に職人が日中いない日曜日は狙われやすいため気を付けましょう。
平日の日中も職人がいるからと鍵を開けたままにはせず施錠してください。
もしも、職人がいる時に部屋を荒らされていたら真っ先に職人が疑われてしまいます。
お互いのためにも全ての鍵を閉めることが重要です。
まとめ
外壁塗装中は外出できるのか、出掛けるタイミングはいつなのか、出掛ける際気をつけることはあるのかについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 立会いのタイミングを見極める
- 留守中に気をつけることは防犯
- 家の鍵を全て閉めることで職人に迷惑をかけない
外壁塗装工事中は、留守にしても特に問題はありません。
しかし後々のトラブルを防ぐためにも任せきりにはせず、できる限り立会う必要があります。
立会うことで職人とのコミュニケーションもとれ、防犯にもつながります。
職人に迷惑や気を使わせないためにも、家を留守にする時は全ての鍵を閉めて出掛けるようにしましょう。