一括見積もりを活用した外壁塗装業者選びの方法とメリット、デメリット

外壁塗装の一括見積もりを使うことで、簡単に見積もりから契約までを行うことができます。

しかし、一括見積もりの中には質の悪い一括見積もりや塗装業者も存在します。

質の良い塗装業者と契約するためにも、一括見積もりの方法・メリットやデメリット・どのような特徴やサービスがあるのか知る必要があります。


一括見積もりを活用した外壁塗装業者選びの方法

一括見積もりを活用した外壁塗装業者選びの方法

外壁塗装の一括見積もりを利用する場合、塗装業者が決まるまでに三つの段階があります。


一括見積もりの申し込み

本名に抵抗があるかたは、匿名でも申し込みができる一括見積もりもあります。

申し込みに必要になる書類や情報は、塗装工事を希望する建物の延べ面積の場合か平面図や立面図・写真などになります。

図面の書類はコピーを郵送する場合や、図面は必要なく㎡数を記入するのみの場合があります。

建物の状況を写真で判断するため、可能な限りの東西南北の外壁の写真と屋根の写真を送ります。

記入欄として壁の種類、都道府県や電話番号やメールアドレスなどの簡単なものから、壁の状態や築年数など記入が細かい一括見積もりもあります。

全ての情報を記入すると、一括見積もりから塗装業者に見積もりを3〜5社に依頼します。

塗装業者に依頼する前に、一括見積もりから質問や疑問・心配な点がないかヒアリングがある場合もあります。


見積書の送付

見積書の送付
見積書が自宅かメールに届くので比較検討します。

内容に不明な点があれば、相談を受けることもできる一括見積もりサイトもあります。


塗装業者に依頼、現地調査、断る、業者の追加

見積書を検討後、希望に合った塗装業者が見つかれば一括見積もりサイトに依頼をします。

依頼を受けた業者が現地調査に来ます。

どの塗装業者も希望に合わない場合は、断ることを代行してもらいます。

もう少し希望に近づけたい場合は、他の業者に再度見積書を依頼します。

希望に合った塗装業者が見つかると、現地調査を行いあらためて修正をした見積書が作成されます。

修正を受けた見積書を確認して、塗装工事を行うか検討し希望に合えば塗装業者と契約をします。

一括見積もりは数多くあります。今回は、一般的な流れとして紹介しているため内容が異なることはご了承ください。


外壁塗装業者選びに一括見積を利用することのメリット、デメリット

外壁塗装業者選びに一括見積を利用することのメリット、デメリット

一括見積もりを利用する際、メリットとデメリットを比較するとメリットの方が多く見えます

ですが、良質な一括見積もりのサービスを受けた場合に限るのでしっかりと見極める必要があります。


一括見積もりを利用するメリット

自分で探さなくても、一括見積もりが塗装業者を探してくれます。

手間が省け、時間やお金を掛けずに塗装業者を選べます

複数の塗装業者の情報を知ることができ、見積書を比較できるため安く塗装業者を選べます。

条件が合えば、お祝い金やキャッシュバックがもらえる一括見積もりサイトもあります。

質の良い塗装業者を紹介してもらえる可能性が高いです。


一括見積もりを利用するデメリット

一括見積もりを利用するデメリット

質の悪い一括見積もりに当たると、半ば強引に複数の業者を紹介され続けます

数は少ないですが、質の悪い塗装業者を紹介されるもあります。

一括見積もりの担当者によって、塗装の知識が異なります

デメリットはありますが、どれも直接塗装業者に依頼した場合のデメリットにも当てはまることもあるためメリットの方が強めです。


主な外壁塗装の一括見積もりサービスと特徴

主な外壁塗装の一括見積もりサービスと特徴

一括見積もりは、質の良い塗装業者を提供するために一定の参加基準を設けています。

一般的な参加基準をみてみましょう。

  • 技術面 会社設立から10年以上や代表の塗装歴が10年以上
  • 資格面 一級塗装技能士を保有している
  • 実績面 年間や累積の棟数
  • 管理面 下請けを使わず自社で塗装工事をする
        悪い評価をお客から受けた場合除名になる

一括見積もりごとに参加基準は異なるため、参加基準が甘い一括見積もりサイトは質の悪い塗装業者を紹介してくる危険があります。

一括見積もりは紹介費用が発生しない分、塗装業者から収入を得て運営しており運営方法は大きく分けて三つあります。

一つ目は、塗装業者に紹介するごとに利益が増える場合です。

紹介するごとに利益が出るので沢山の業者を紹介してもらえますが、多少強引に紹介されることもあるので注意が必要です。

二つ目は、契約が完了して初めて利益が出る場合です。

契約を完了しなければ利益が出ないため、厳選された塗装業者を紹介してもらえます。

一般的に塗装業者が払う費用は契約金の10%前後ですが、利益の%が大きくなるほど見積書も高くなってしまう傾向があります。

三つ目は、毎月定額の登録料を塗装業者が支払っている場合です。

登録料を払えば審査もなく参加できる一括見積もりもあるため、数は多いですが質の悪い塗装業者を紹介されることもあるのでしっかり検討しましょう。

一括見積もりを申し込みする際、床面積を記入することが大半です。

しかし最近は図面や写真から㎡数を割り出し、後々費用が増えないよう気をつけている一括見積もりもあります。

外壁塗装工事は素人から見ると分からないことが多いですが、途中で何度でもヒアリングをしてくれるサービスを一括見積もりは提供していることが多いです。


まとめ

一括見積もりを活用した外壁塗装業者選びの方法とメリット、デメリットのまとめ

一括見積もりを活用した外壁塗装業者選びの方法や利用することのメリットとデメリット・サービスと特徴について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 一括見積もりは匿名でも可能
  • 直接依頼するよりもメリットが大きい
  • 塗装業者の参加基準を確認する

外壁塗装の一括見積もりを頼む場合は、登録塗装業者数よりも実績や資格など会社の中身を重視している一括見積もりサイトを選ぶようにしてください。

一括見積もりは、簡単に複数の塗装業者から見積書を取ることができ、安く塗装工事を行うことが可能です。

しかし、安さだけを見て「安かろう悪かろう」にならないように質の良い一括見積もりを選んでください。

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