外壁塗装は塗装後はきれいに見えるものですが、少し期間が経つと塗料が剥げてきたというトラブルがあるため、外壁塗装業者の中には一定の保証期間を設けている会社があります。
また年に一度点検をしてくれるなど、アフターサービスを提供している会社もあり、業者選びのポイントになります。
本ページでは、外壁塗装業者の保証やアフターサービスについて見ていきたいと思います。
外壁塗装の保証年数の相場
外壁塗装の塗料は、グレードによって耐用年数が変わりますので、それに伴って保証年数も大体決まっています。
■塗料の種類と保証年数の相場
塗料 | 耐用年数 | 保証年数 |
---|---|---|
アクリル系塗料 | 3~6年 | 1~3年 |
ウレタン系塗料 | 5~8年 | 2~3年 |
シリコン系塗料 | 12~15年 | 5~7年 |
フッ素系塗料 | 17~20年 | 10年 |
遮断熱塗料 | 17~20年 | 10年 |
光触媒塗料 | 17~20年 | 10年 |
また、屋根塗装の場合は塗料が早く傷むので、耐用年数、保証期間ともに2年から5年ほど短くなっているのが相場です。
塗料メーカーや外壁塗装業者によっても保証期間は異なりますが、大体耐用年数の半分程度の期間を保証期間としている会社が多いです。
保証期間中に問題が起きた場合には塗料を塗り直してくれます。
業者にとっては、保証期間が長いほど塗り直しになるリスクが増すことになります。
保証期間の長さは業者の自信の表れといえます。
とはいえ、上述した通り保証期間の相場は耐用年数の半分程度です。
長過ぎる保証期間をとっている業者は、いざ塗り直しになってもきちんと対応してくれなかったり、色々と難癖をつけて追加工事に応じなかったりする悪徳業者である可能性があります。
そもそも保証期間の間に潰れてしまう会社もあります。
長過ぎる保証期間は怪しいとも言えますので、保証期間はある程度あった方がよいですが、保証期間だけで業者を選ぶのは危険です。
あくまで見積もりをとった価格の安さや、対応の誠実さを見て業者を選ぶ必要があります。
外壁塗装の保証は契約書や書面の有無に注意
また保証がついているといっても、口約束では意味がありません。
保証契約を結ばない口約束だと、実際には対応してくれない業者もいますので、保証期間をつけてもらう時には必ず保証契約書を結ぶようにしましょう。
保証期間をつけると言っているのに、契約書を結ばない業者は口約束だけの悪徳業者の可能性があります。
最低でも保証期間が書かれた書類を残してもらう必要があります。
保証書や契約書、見積書などを残してもらいましょう。
また、保証契約については保証対象と保証期間が明記されているかをきちんと確認をし、残すようにします。
外壁塗装のアフターサービス
外壁塗装業者の中にはアフターフォローをしてくれる業者もあります。
塗装後、一定期間アフターフォローしてくれるとさらに安心ですね。
外壁塗装でのアフターフォローは定期点検がついているのが一般的です。
業者によって内容は様々ですが、塗装後1年ごと、2年ごとなど一定間隔を空けて外壁の状態をチェックしてくれて必要な場合にはメンテナンスをしてくれます。
無料であることが多いですが、オプションとして有料で対応している業者もあります。
アフターフォローがあると塗装後も安心ですので、業者探しの際にアフターフォローがついている業者か確認しておくと良いでしょう。
保証期間とアフターフォローを比較して決める
外壁塗装の保証期間やアフターフォローについて見てきました。
長過ぎる保証期間は要注意ですが、基本的な保証期間やアフターフォローの有無などはきちんと確認しておく必要があります。
これらのポイントも含めて外壁塗装業者を選ぶ必要があります。
外壁塗装業者は、複数業者に相見積もりをとって、比較して決めるのが基本です。
複数業者に見積もりを取ることで、一番安い見積もり価格の業者がすぐにわかります。
保証期間やアフターフォローの内容も含めて比較して決めることができるので、外壁塗装業者を探すなら相見積もりをとるのがおすすめです。
ネットの一括見積もりサービスを利用することで、複数の外壁塗装業者に簡単に見積もりを取ることができます。
中でもヌリカエは専門のアドバイザーがいるので、専門的第三者に相談しながら業者選びができます。
利用料は無料で、10秒でまず相場を知ることもできますので、外壁塗装を検討している人は一度利用してみることをおすすめします。